2008年02月23日

コンテナ列車になごむ日

前の日誌に三連休全部出て仕事したらうんたら…なんて書いたせいなのか分かりませんが、あれ以来ずーっと働き詰めで本当にくたびれ果てたとある日、まあ今日というか昨日なんですが、川崎の臨海地区へ朝から打ち合わせに行ってきました。
目的地最寄りの駅は、地図で見ればほんのすぐそこなのに、でも乗換えの東海道線川崎駅から真っすぐには行けなくて、いったん逆方向へ行く電車に乗り、それを途中でまた乗換え、そしてまた川崎駅の近くを通りすぎて海へ向かいやっと着くという体感距離の非常に遠い浜川崎駅です。そこから歩いて数分のところにお客さんの会社はあるのでした。
朝10時からの打ち合わせだったので、余裕を持って出たのが早朝8時。なんだよ全然早くないじゃん!と思われるでしょうが、まあ、早くはないですね。ただ普段は10時から仕事をしているので、8時というのは起きる時間なのです。そんなこんなもあり朝から出かける打ち合わせが実は苦手で、それに前夜は例によって夜中まで仕事をしていたので身も心も辛く、最近の仕事でのいろいろと合わせ動悸が心配になるほどでした。

地下鉄と山手線から乗り継いだ東京駅発の東海道線快速の車内にはしかし、そんな心配をすっかり忘れさせるほどののどかさが漂っていました。窓ガラス越しに東京の冬の日射しも暖かく多摩川の鉄橋をわたる頃にはこのまま終点の熱海まで行って早咲きの梅を見るのもいいよなぁなんて、なんのためにこの電車に乗っているだよ!みたいな、心臓の動悸?なにそれ?みたいな、ここ最近すっかり忘れていた穏やかな気分で川崎駅に降り立ったのです。
鉄ヲタのちっとも悲しくはない、実はうれしい性(さが)のせいでしょう、上述の南武支線に久々に乗れるってだけでこんなに元気になったのでした。上ではさんざん乗換が面倒くさいみたいに書いてますが、それもすごく楽しいのです。
南武支線は本数が少なく、電車を待つホームでは有能なビジネスマンの振りをしつつ(笑)、横の貨物線を走り去るコンテナ列車を見ながら、あーこういうシーンっていいなぁ、次の打ち合わせには忘れずにカメラを持ってこなきゃなぁと、ひとりほくそ笑んでいたのでした。
いやー、臨海工業地帯での打ち合わせはホント楽しかった!次の打ち合わせはいつかなぁ。

東海道線車内で梅を思う
posted by 1M at 00:40| 日記